長い間新宿東口のシンボルとして親しまれてきた新宿アルタですが、2025年2月28日に約45年間という歴史に幕閉じました。
地下2 階- 地上6階以下のスペースには流行りのファッションブランドなどが入り、トレンドファッションの最先端であり待ち合わせ場所として使われた方も多くいらっしゃったのではないでしょうか。
7階はスタジオアルタで大人気番組の公開放送がされていた場所でも有名でしたね。
今回はそんな新宿アルタについてや営業終了の理由、跡地について調査しました!
新宿アルタとは?
新宿アルタとは新宿駅東口にあるファッションビルのことです。
地下2階〜6階は主に若者向けのファッションなどのテナントが入っており、7階はかつて一世を風靡した番組
「笑っていいとも」のスタジオとしても使われていました。
7階がテレビスタジオ「スタジオアルタ」が入っていたため、「アルタ」という名前が世の中に浸透し、アルタ前が待ち合わせ場所になったりと誰もが知る存在になりましたね。
「笑っていいとも」の公開収録時には、ビルの下を通る度に芸能人出てくるかな?とドキドキしながら通った方も多かったでしょう。
なぜ営業終了になったのか
①「笑っていいとも」が終了
「笑っていいとも」などで一躍街のシンボルとなった新宿アルタ。
番組のスタジオとして使われるようになったことで「笑っていいとも」はスタジオや機材の使用料が定期的に支払われるためかなりの収入源だったと思われます。
人気芸人やタレント等も数多く出演していたことや長寿番組でもありましたね。
そんな超人気番組が終わった打撃はとても大きく、実際番組終了後は4期連続で赤字を計上していました。
番組終了後は、親会社である三越伊勢丹グループと共同出資をしていたフジテレビの合弁が解消となり減少しています。
②コロナ禍で客足の減少
元々2~6階のファッション部門は、若者をターゲットししたファッションやトレンドをメインに発信、テナントを入れていました。
ところが2020年の新型コロナウイルス以降客足が大幅に減少。
そのため従来の若者をターゲットにしたテナントやショップを一新、商品単価アップなどを狙い中高年の層をターゲットにしたショップ展開に変更します。
しかし、思うように客足が伸びず売り上げも低迷状態でした。
③新宿駅周辺の商業施設との競争
新宿駅周辺には今や数多くの商業施設が多く立ち並んでいます。
LUMINE、LUMINE EST、マルイ、伊勢丹などその他数多くの商業施設やセレクトショップ、専門店等が軒並み増えていますよね。
若者をターゲットとする場合はルミネが圧倒的に強く駅からでなくていいという点で集客が強いと思われますし、
中高年をターゲットにする場合は、やはり新宿伊勢丹が強いです。
新宿駅直結ではないことや周囲の商業施設が増えたことが売り上げ低迷に繋がってしまったようです。
跡地はどうなるの?
多くの人に親しまれてきた新宿アルタですが、閉館後の跡地はどうなるのか気になるところ。
ネットや様々な方面から調査しました、が有力な跡地の情報や候補は出てきませんでした。
アルタを所有するダイビルも、ビルの今後については何も決まっていないとコメントを出しています。
新宿アルタは「青春そのもの」「ゆかりの場所」などとの声が多くあり、みなさん跡地についてもかなり気になっているようです。続報が分かり次第また記事にしたいと思います。
まとめ
この記事では 2025年2月28日で閉館した新宿アルタについてまとめました。
新宿アルタに閉館については多くの芸能人もSNSでコメントを出しています。
新宿アルタは芸能人やタレントの方を含め多くの方から愛された場所、思い出の場所だったことがわかります。
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