2025年3月1日に現役最年長のボートレーサーだった、高塚清一さんがお亡くなりになりました。
生涯をボートレースに捧げた高塚清一さんの経歴や生涯獲得賞金、主な活躍についてまとめました。
高塚選手の輝かしい成績や後輩からどのようにみられていたか、など詳しく記載していきます。
高塚清一の経歴
主なプロフィールや評判
高塚清一選手は、静岡県出身の1947年3月7日生まれ。
競艇界の歴代最年長記録を更新し続けた、競艇界の立役者です。
デビューした1965年〜2025年まで、約60年間もの間現役生活を送った大ベテランでした。
90人前後が所属する静岡支部に所属していましたが、高塚選手の悪口などは誰も耳にしたことがないというほど信頼が厚かったようです。
「後輩相手にも直立不動で話してくれる」、「宿舎で愚痴を聞いたことがなく赤塚さんみたいな人間になりたい」静岡支部の後輩たちはこのように口にしています。
競艇選手になったきっかけ
高塚選手のお父様も競艇選手だったこともあり、高校生の頃お父様に浜名湖のボートレース場に連れて行ってもらったそう。
そこでレースを見た時に、「自分の方がもっと上手く操縦できるのでは?」と思いボートレースに興味を持ったそうです。
当時高塚選手は高校に通っていましたが、そのことをきっかけに高校を中退。
中退後、すぐにボートレーサーの養成所の試験を受け見事合格!
すぐに合格できたあたり、才能やお父様の影響も大きかったと思われます。
高塚清一の現役時代の主な活躍
1965年11月に浜名湖競艇場でデビューした高塚選手。
なんと、デビュー節で初勝利をあげました。
SGやG1などのビックタイトルとは無縁でしたが、大きな怪我等に見舞われることなく現役生活を全うされました。
通算成績は
出走回数:1万3435回
通算勝利数:2397回
優出回数:245回
優勝回数:47回
出走回数や通算勝利数、優勝回数など具体的に見ると異次元の数字ですね。
A級レーサーだった時にSGには何度か出場してるようですが、SG制覇は未達成でした。
2000年に新設された「マスターズチャンピオン」には7回出場。
見事第2回は準優進出を果たされました。
7回出場中、6回については予選落ちとなっています。
ビックタイトルと無縁だったとはいえ、この記録は圧巻です。
また、高塚選手は最年長勝利記録と最年長優出記録2つの歴代記録を更新し続けました。
高塚選手の歴代記録
最年長勝利記録:2024年11月16日戸田一般戦
最年長優出記録:76歳0ヶ月
生涯ボートレーサーとしての活動を続け、最年長記録を更新し続けるのは並大抵のことではありません。
ボートレースにかける思いを強く感じます。
高塚清一の生涯獲得賞金
高塚清一さんの生涯獲得賞金はなんと、9億2485万9247円(2024年11月20日時点で)だそうです。
ビックタイトルとは無縁であったにも関わらず、この金額というのは正直一般社会で働いている身からすると信じられない額ですね。
直近10年の獲得賞金を以下にまとめてみました。
2014年:1403万円(679位)
2015年:1235万円(728位)
2016年:1196万円(781位)
2017年:1047万円(1050位)
2018年:1120万円(978位)
2019年:1206万円(929位)
2020年:1191万円(996位)
2021年:1237万円(1002位)
2022年:1262万円(1065位)
2023年:1273万円(1097位)
2024年:892万円(1378位)
ボートレーサーの平均年収は約1800万円と言われているため、ここ10年平均年収には届いていなかったようです。
しかし、70代という年齢と一般的な平均年収を考えるとかなりいい年収ではないでしょうか?
まとめ
今回は、ボートレーサー「高塚清一選手」の以下項目についてまとめました。
・高塚清一の経歴
・高塚清一の現役時代の主な活躍
・高塚清一の生涯獲得賞金
コメント